暗号資産(仮想通貨)取引所への登録は、どこも簡単に本人確認ができるようになっています。
必要書類を用意して手続きの不備さえなければ、スマホ1つで登録を完了させることができます。
ただ暗号資産の取引所は複数あり、様々な違いがあるのでどこを選べばいいか迷いますよね?
それぞれに特徴がありますし、取引所は複数登録しておいた方が取引の選択肢は広がるでしょう。
その中で普段から使用しているLINEの子会社が運営している「LlNE BITMAX」という取引所があります。
LINEとLINE Payを利用しているなら本人確認も取引もスムーズに始められることができます。
今回はLlNE BITMAXについて解説します。
LlNE BITMAXとは
LlNE BITMAXは、LINEの子会社が運営する暗号資産取引所です。
ビットコインを含めて6種類の暗号資産を取り扱っています。
6種類の暗号資産は以下の通りです。
・リンク
・ビットコイン
・イーサリアム
・リップル
・ビットコインキャッシュ
・ライトコイン
暗号資産取引所は取引をする際、取引所形式と販売所形式があります。
LlNE BITMAXは販売所形式のみ取引が可能です。
販売所形式の取引は運営元の業者が提示する金額で売買されます。
そのため、スプレッドという売買時に支払う差額がすこし広い傾向にあります。
取引の売買手数料は無料となっていますが、このスプレッドは必要となるので注意しましょう。
LlNE BITMAXはウォレットを「コールドウォレット」で管理しているため、ハッキングなどのリスクは少ないでしょう。
LlNE BITMAXは入金手数料は無料で、出金手数料はLINE Payで110円・銀行口座で400円となっています。
銀行口座の場合、振込手数料は別途かかりますのでLlNE BITMAXを利用する前に確認しておきましょう。
LlNEのアプリさえあれば「LINEウォレット」から取引がスタートできるので、他の取引所のように専用のアプリをダウンロードする必要もなくなります。
LlNE BITMAXはLINE Payと連携しているため、LINE Payから残高をLlNE BITMAXに入金などもできます。
暗号資産のLINK(リンク)が取引できる
LlNE BITMAXでは暗号資産のLINK(リンク)が取引することができます。
LINKとは、LINEの子会社であるLVC株式会社が発行している暗号資産です。
LINKを取り扱っている取引所は、国内で今現在はLlNE BITMAXのみです。
LlNE BITMAXで口座を開設する
LINEを利用しているならマイページからウォレットに移動し、LlNE BITMAXをタップし口座開設を開始します。
画面の案内に従い、本人確認を行います。
本人確認書類は以下の6種類が利用できます。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・在留カード
・運転経歴証明書
・特別永住者証明書
・日本政府発行のパスポート(2020年2月4日以降に申請したパスポートは利用できません)
スマホでかんたん本人確認の方法は
・本人確認書類の撮影
・顔の撮影
・本人情報の入力
これらを完了し審査が通れば口座を開設できます。
なおLINE Payに銀行口座を登録していない場合は、申請後に入金・出金に必要な銀行口座を別途登録する必要があります。
メリット
・LINE Payを利用しているなら入出金がお得
LlNE BITMAXを銀行口座から入金する際は無料ですが銀行側の振込手数料は別途かかります。
出金には400円かかり、頻繁に出金する場合はすこし高く感じるかもしれません。
ですがLINE Payからの入金は無料であり、出金は110円と安くなっています。
・セキュリティが優れている
LlNE BITMAXはコールドウォレットで資産を完了しているので、ハッキング被害などのリスクが低いでしょう。
コールドウォレットはネットワークから切り離されて管理されているため、安全に取引を行うことができます。
デメリット
・取り扱っている通貨が他の取引所に比べて少ない
LlNE BITMAXが取り扱っている暗号資産は6種類のみです。
国内では17種類の暗号資産を取り扱っている取引所もあり、他の取引所に比べると少ない印象があります。
・取引は販売所形式のみ
取引所形式の取引をすることができず、レバレッジ取引もできません。
運営元の業者が提示する金額で売買されるため、スプレッドが広い傾向にあるのがデメリットでしょう。
まとめ
普段からLINEもLINE Payを利用している人なら、LlNE BITMAXの口座は開設しやすいでしょう。
他の取引所のように新しくアプリをダウンロードする必要もなく、口座開設後LINEのアプリからすぐに始められます。
暗号資産の取引所は複数口座を持っている方が取引の幅が広がるので、1つの選択肢として考えてもいいでしょう。