海外へ留学する際、交換留学や留学斡旋会社を通しての渡航が多いと思われます。
上記の2つに加えて自身で海外の語学学校に連絡して入学することもできますが、最初は国内で留学までの手続きを終わせられる方が良いかもしれません。
その中で留学を決意する前から実際に出発するまで、どれくらいの期間を必要とするでしょうか?
人それぞれかもしれませんが、留学にビザの手続きが必要なのとビザなしで入国&帰国ができる留学によって準備期間は違ってきます。
交換留学の場合は一学期以上から一年間など期間に幅があり、学費なども免除になる場合があるなど必要とする期間や資金も違ってきます。
今回紹介する方法は、留学斡旋会社を通す方法と自身で海外の語学学校を通して留学までにかかった期間についてです。
短期留学の場合は、ほとんどの場合ビザの取得は必要とせずに向かうことが可能です。
今回は、自分が経験した海外留学へ出発するまでの期間について解説します。
情報&体験談を集める(半年〜3ヶ月)
留学へ実際に出発する半年から3ヶ月前には、実際に現地に行った体験談などの情報収集をします。
理想や憧れだけで現地に行くと上手くいかないこともあるので、様々な情報を集める必要があります。
ある程度行きたい国や街に目を付け、元々知っていたとしても現地に行った人の体験談などでより深く知っていきましょう。
並行して留学斡旋会社を探しておきます。
すこし語学力があるなら、自身で語学学校を探して行く場合に備えて検索しておきましょう。
この時期にある程度で構わないので調べた情報から、現地でかかる費用を計算しておくと指針になります。
あとで費用は増えたり減ったりしますが、ある程度の額がわかっておくと出発までの期間でどれくらい必要か指針になるでしょう。
この時期にパスポートも所持していないなら、申請しておくと良いでしょう。
留学を決める(3ヶ月)
留学を決める時期は3ヶ月前には決めておきましょう。
留学斡旋会社や学校によって手続きしなければいけない時期は違いますが、3ヶ月前には目処をつけて連絡を取るなどを行動しておきましょう。
この時期には複数の選択肢の中から連絡やカウンセリングなどを受けて「ここだ!」と思う場所に決めておきます。
一度自身で海外の語学学校に連絡し、留学を決めたときは出発は1ヶ月半前でした。
これは留学する時期が人気な時期ではなく、一度留学したことがある国だったので行くことができました。
人気な時期だと語学学校が定員オーバーだったり、寮やホームステイなど住まいに空きがない場合もあるでしょう。
基本的には留学&学校に関しては3ヶ月前までには、具体的な道筋を決めておくと良いでしょう。
学校&保険の手続き(1〜2ヶ月)
留学斡旋会社を通す場合は、学校も海外保険もお勧めの物を紹介されるでしょう。
いくつか選択肢がある場合と自身の資金から選ぶパターンがあります。
情報収集でいくら必要かは知っておく必要があり、自身の資金からいくら減るか事前に計算しておきましょう。
ここで事前にいくら必要となるかある程度わかっていないと、留学資金が足りない場合は出発まで稼がなければいけなくなります。
カウンセリングや事前に語学を学べる場合があるなら、できる限り参加し悩みや問題点は解決しておくと良いでしょう。
国際キャッシュカード&クレジットカード(1ヶ月〜2ヶ月)
国際キャッシュカードやクレジットカードは、海外に留学するなら必要となるでしょう。
使っている銀行のカードとクレジットカードが、海外で使えるか確認しておきましょう。
ある程度有名な銀行のカードなら国際キャッシュカードとして使用できますが、ATMが留学先のどこにあるかを知っておくと安心感があります。
クレジットカードは一枚だと使えなかったり紛失したりする場合が怖いので、複数所持しておくことをお勧めします。
2ヶ月前ならキャッシュカードも発行できますし、クレジットカードも審査込みで2ヶ月あれば発行されるでしょう。
1ヶ月前だと審査があるとギリギリになるので、早めの行動を心がける必要があります。
航空券(1ヶ月半前)
航空券は留学斡旋会社が提携を結んでいる会社がある場合もありますが、自身で購入することの方が多いかもしれません。
自分の場合はお勧めの旅行会社を紹介されましたが、安ければ他の会社でもOKでした。
時期にもよりますが航空券の購入は良い席が取りづらい場合もあるので、出発する時期に応じて航空券は早めに予約しておきましょう。
自分の場合は大体1ヶ月半前から探しだし、出発する日にちは決まっているので複数の旅行会社から条件の良い旅券を見つけ次第予約を取っていました。
荷造り(1週間〜3週間)
荷造りは早めに行うとまだ使用する物も入れてしまい、取り出すことになり二度手間になります。
さすがに1週間前からだと急ピッチで詰めることになるので、3週間ほど前からすこしずつ準備を始めると良いかもしれません。
事前に持っていくリストを作っておき、その中から普段使わない物から入れていきます。
あとから入れる物のスペースを空けておき、空港に預ける際の重量制限に引っかからないよう注意しましょう。
最終チェック(1週間)
忘れ物をすると簡単には届けてもらうことはできず、現地で買える物もあるでしょうが余計な出費になります。
そうならないよう残り1週間を切ったら出発する準備はある程度終わらせて、何も忘れ物はないかの最終チェックをしましょう。
荷造り以外にもパスポートや航空券の控え、現地の学校や住む場所の住所を控えておきます。
何かあったときのために、現地の大使館や領事館の場所も知っておくと良いでしょう。
まとめ
短期間の留学なら半年以上前から準備をしていれば、留学までの期間が多くあり準備不足にならないことが多かったです。
初めての海外留学はこのような計画は建てられず、ほとんど行き当たりばったりな留学だったので2度目の留学は上記以上に念入りに準備をしていました。
パスポートやクレジットカードの発行には時間が必要なので、できる限り早めの行動を取ると良いでしょう。