学生が海外留学する場合、交換留学や自身で探した留学斡旋会社を通して行く方法がほとんどでしょう。
住まいに関しては選択肢がある場合と、すでに決められているパターンに分けられます。
自分の場合一度だけホームステイとルームシェアを選ぶことができ、ホームステイは経験していたのでルームシェアを選びました。
ですが大体は初めての海外なら寮かホームステイが多いと思います。
2度目や慣れた人なら一人暮らし、あるいは費用が安く抑えられるルームシェアも良いかもしれません。
前回に続く形で今回は、海外で経験したルームシェアとホームステイについて紹介します。
ルームシェア
ルームシェアを選ぶには、紹介などがない限りは交渉できる語学力が必要でしょう。
自分の場合はルームシェアを選べたので良かったですが、基本的に初めての海外留学なら選択肢にはないかもしれません。
費用を抑えることはできますが、住むための契約などで語学力が必要となる場合があります。
ですが契約をこなすだけの語学力があるなら住居費用を抑えられ、ある程度自立した生活を送ることができるでしょう。
ルームシェアは留学生と共に暮らしていたわけではなく、他の理由でその国に滞在している人達ばかりでした。
基本的には、一人暮らしと寮を半分にしたイメージを持てばわかりやすいでしょう。
小さな一室にはベッドがあるだけで、部屋の外にキッチン・冷蔵庫・シャワールームなどがあります。
寮の場合夜いつまでに帰宅するという門限がありましたが、ルームシェアの場合は一人暮らしみたいに自由です。
ですが自分が住んだルームシェアには様々な守る必要のあるルールがあり
・キッチンを使用したら掃除する
・日用品が少なくなったら買ってくる
・電気など消耗品が切れたらお金を出し合う
・シャワーや洗濯機の使用は夜の何時まで
など約束事が色々ありましたね。
寮よりは一人暮らしのような自由があり、積極的に関わらなければ人と接触することもありません。
ですが一人暮らしよりルームが多く、気を使うことも多いかもしれません。
ホームステイ
大学や留学会社を通さず、自身で外国の語学学校に連絡を取り留学したことがあります。
留学会社を通すより安く済みましたが、良い学校を選ぶにはリサーチを含め事前調査を念入りにする必要があります。
すべて自己責任になるので、いくら安く済むとはいえもし初めての留学ならお勧めしない方法です。
基本英語かその国の言語で学校側とやり取りを行い、住む場所はホームステイをすることに。
自分の場合連絡先を教えてもらい、事前にメールでやり取りをしました。
実際にその国に向かって最寄り駅へ迎えに来てもらい、3階建ての3階部分にある部屋を与えられることに。
部屋はベッド・テレビ・ソファーを置けば、歩くスペースがすこししかない程の小さな部屋でした。
部屋の外にはバスタブ付きのシャワールーム、キッチンは一階にあり住んでいる大家と共有です。
自分の場合は何時までに帰宅するというルールはなかったですが、これは大家次第かもしれません。
一人暮らしに近いですが、何か合ったときに相談できる大家がいるので安心感はありました。
ルームシェアとも似ていますが、あくまで借りている自室の掃除・食事・シャワー・洗濯機に使用する物のみ自身で行ったり購入します。
ちなみにここでも自室と家の鍵が分けられていました。
家のドアは閉まると自動でロックされる仕組みで、用事で外に出た瞬間に鍵を忘れたことに気付き中に入れなくなったことがありましたね。
賃貸料は家賃のみを払うタイプもあれば、食費込みの場合もあるでしょう。
たとえ食事が普段別でも時折大家が一緒に食べようと誘ってくれば一緒に食事をしたり、何かしらのイベント(クリスマスやお祭り)があるときは連れてってくれるなど良好な関係を築けることも。
大家がどんな人かは正直なところ会ってみないとわからないですし、厳格な人なら色々制限がある生活になるかもしれません。
ですが一人暮らしと違い大家がいることにより、寮の次に安心感がある住まいではないでしょうか。
まとめ
初めての海外ならどの住まいを選んでも戸惑うことは多々あると思います。
不安をすこしでも少なくするには、情報サイトや体験談を数多く集めて情報を増やしていくしかないかもしれません。
今まで紹介してきた中では、初めての海外なら寮とホームステイなら勉強にも集中できて安心感はあると感じました。
自身の性格や留学費用とも相談しつつ、実りのある留学を過ごせる住まいを選んでいきましょう。