LINE BITMAX Walletが提供するNFTマーケットとは?

暗号資産
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昔から利用しているLINEが取引所やウォレットのサービスを始めていますが、NFTマーケットプレイスもあります。

LINE BITMAX Walletが「LINE NFTマーケット」を、2021年6月30日にベータ版として提供を開始しました。

LINEのブロックチェーン上で作られており、他のNFTマーケットプレイスと違い手数料を抑えることが可能に。

今回はLINE NFTマーケットについて解説します。

※ベータ版は2022年4月13日よりNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」として正式にサービス開始

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LINEのNFTマーケットとは

LINEのNFTマーケットは、LINE BITMAX Walletが提供するNFTのマーケットプレイスを示します。

LINEの独自開発したブロックチェーンの「LINE Blockchain」上で発行されたNFTを売買できます。

NFTマーケットを利用するには、LINE BITMAX Walletへの登録が必要です。


決算には、LINEを運営するZホールディングスが発行する暗号資産「LINK」が使用できます。

もう一つ同じLINKという名前の通貨がありますが、LINKのNFTマーケットで利用可能なのは「LINEの独自暗号資産のLINK」です。

LINE BITMAX WalletとNFTマーケットは無料で登録できますが、決算に必要なLINKを購入するには暗号資産取引所のLINE BITMAXに口座を開設する必要があります。


LINEのNFTマーケットでは、ガス代と呼ばれる手数料が無料です。

通常のNFTマーケットプレイスでは決算の場合、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。

手数料が発生しない理由は

・LINEブロックチェーン上で作られているため、イーサリアムなど他のブロックチェーンのNFTは販売できないため
・出品可能なNFTはLINEブロックチェーンのNFTのみで、完全に独立したNFTマーケットプレイスのため

などいくつかの理由がありますが、手軽に始められてこれから人気が上がる期待度を考えると登録しておいて良いかもしれません。

現在のベータ版から正式にサービス開始すれば、今以上に注目を集めるかもしれません。

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購入/出品するまでの過程

LINEのNFTマーケットを利用するには、LINE BITMAX Walletの登録が必要です。

決算に必要な暗号資産のLINKは、取引所のLINE BITMAXで口座を開設し購入する必要があります。

LINE BITMAX Wallet登録後は、ウォレットから「マーケット」という項目からNFTマーケットへアクセスできます。

購入の場合はマーケット内で欲しいNFTを決め、購入に進むをタップします。

販売価格とコンテンツ料が表示され、OKで購入可能になります。

NFTを販売する側は、LINE NFTマーケットではNFTにコンテンツ料を設定できます。

コンテンツ料とは、NFTを販売する側が数円~数百円と設定することでユーザー間で売買されるたびに永続的に収益の一部として受け取れる料金です。

出品する場合は「マーケット」→「出品する」から出品可能なNFTが表示されます。

LINE NFTマーケットでは開発元が提供するNFTのみが売買可能なので、現在他のNFTマーケットプレイスで手に入れたNFTは販売できません。

ウォレット内で手に入れた出品するNFTを決めたあとは、販売価格とコンテンツ料を決めて「出品」をタップし完了です。

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メリット

・ガス代(手数料)が発生しない
通常のNFTマーケットプレイスはイーサリアムが必要となり、その場合ガス代と呼ばれる手数料が必要となります。

相場の変動が起きると、痛い出費になる可能性があります。

ガス代を支払う前に予想していた価格が高値に上昇するなどして、NFTを購入するときになったら思った以上にガス代を払う羽目になることもありえます。

ですがLINE BITMAX Walletが提供するNFTマーケットでは、イーサリアムが決算手段ではなく通常のNFTマーケットプレイスとは違うためガス代と呼ばれる手数料はかかりません。

デメリット

・LINEブロックチェーンのNFTしか販売できない
他のブロックチェーン上に作られたNFTマーケットプレイスでは、異なるゲームのアイテムが取引可能です。

ですがLINEのNFTマーケットは、LINEブロックチェーンが決めたNFTしか現在販売はできません。

以前解説したメタマスクも使用はできず、決算手段もLINKのみ。

現状は他のNFTマーケットプレイスと違いが多く、活用できる範囲はLINEのNFTマーケット内のみです。

まとめ

LINEのNFTマーケットは、まだ他のNFTマーケットプレイスと違い取引量は多くないでしょう。

ですが手数料を他と比べて抑えることができ、LINEのNFTマーケット内だけで売買できるNFTもあります。

無料で使用できるので、LINE BITMAX Walletの登録だけはしておいても良いでしょう。

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