暗号資産(仮想通貨)のチャートの見方について解説

暗号資産
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暗号資産(仮想通貨)の購入を考えたときや興味を持ったときに、まずはその通貨の価格が気になると思います。

狙っている通貨の今の価格は調べればすぐにわかりますが、その価格は少し目を離すと上がったり下がったりしますよね。

その動きを把握するため、投資家たちはチャートを見ます。

株の経験があるのでチャートの見方に困ったことはないのですが、正直最初みたときは「これなんだろう?」と思わなかったでしょうか?

自分は思いました(笑)

それから調べたり見様見真似で使っていき馴染んでいきましたが、実はすべてを使いこなせて理解しているわけではないんです。

ある程度理解して、自分が必要としている項目は詳しいぐらいです。

チャートを見始めた頃は全部知ろうとしていましたが正直時間もかかるし、とりあえず始めてみようくらいの人なら見るべきポイントはそこまで多くないと思う気がします。

そこで暗号資産をまだ始めたばかりか始めようか考えてるくらいの人が、知っておいた方がいいチャートの見方について解説します。

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チャートとは

チャートは仮想通貨の値動きをグラフ化したもので、過去〜現在までの値動きを見ることができます。

取引の際はチャートを見て分析し今後は上昇するのか、あるいは下落するのかを予想していきます。

このチャートではグラフになっている部分が上下に動いていますが、これはローソク足と呼ばれています。

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ローソク足

ローソク足とは、指定した期間の暗号資産の価格変動を表したものです。

過去から現在にどれくらい値動きしたのかを確認する際の目印になります。

ローソク足は四角い胴体部分から細い棒が伸びており、細い棒はヒゲといいます。

上の部分は上ヒゲ、下の部分は下ヒゲです。

チャートを見るとこのローソク足の胴体部分が2種類の色に分けられていることに気付くと思います。

ローソク足はこの胴体の色と上ヒゲと下ヒゲが注目するポイントの1つです。

チャート上のローソク足は、取引における一定期間の始値・終値・安値・高値を表しています。

この4つの値をまとめて4本値とも呼ばれています。

  • 始値は最初に取引が成立した価格、ここがスタートです。
  • 終値は最後に取引が成立したときの価格です。
  • 安値は取引で一番安かった価格を表しています。
  • 高値は取引で一番高かった価格を表しています。

簡単にはまとめるとローソク足の胴体から細く伸びた上ヒゲが高値、下ヒゲが安値です。

そして胴体は次の項目の陽線か陰線によって分けられます。

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陽線と陰線

始値が下・終値が上のときは陽線といいます。

始値よりも終値が高い場合となり、価格上昇を示した状況です。

始値が上・終値が下のときは陰線といいます。

これは逆に始値よりも終値が安い場合で、下落したことを示した状況です。

具体的にいうとローソク足の上ヒゲ・胴体・下ヒゲの位置に注目します。

たとえばどのような取引だと陽線になるかというと↓

通貨の価格が200万円で取引がスタート(始値)し、途中190万円まで下がるも(安値)、そこから上昇し220万円になり(高値)、取引の最後は210万円になったとします。

この場合は上ヒゲの頂点が高値、胴体の上部分が終値・下は部分が始値、下ヒゲの底が安値となります。

この結果は価格が上昇したので陽線です。

胴体の色はその期間の取引が表されており、結果によって色が変わります。

陽線は赤色のイメージが多いでしょうか?

チャート上では上へ向かいます。

陰線のときのパターンは↓

始値が200万円、高値が220万円まで上がるも180万円まで安値になり、終値は190万円。

この場合は上ヒゲの頂点が高値、胴体の上部分が始値・下は部分が終値、下ヒゲの底が安値となります。

この結果は価格が下落したので陰線となります。

チャートでの表示は下へ向かう形になっており、陽線とは違う色に胴体がなっています。

簡単にまとめると陽線は価格が上昇したからチャートでは上へ、陰線は価格が下落したから下へと考えてもらえれば最初は大丈夫です。

ちなみにチャートを見ていると上ヒゲや下ヒゲが他と比べて長くなっているときがあります。

上ヒゲが長いときは取引において強気が優勢となり上昇していますが、反発し強気が弱気へと急変し下落する可能性を秘めているので注意が必要です。

下ヒゲが長いときは逆で上昇の可能性があり、下落した価格が反発で上昇に転じるかもしれないと判断し勝負に出る人もいます。

日足・週足・月足

このようにローソク足は陽線なら上昇し、陰線なら下落します。

投資家はこのローソク足の動きを見て予想し、売買していきます。

そしてこのローソク足はその日だけの取引の動向だけではなく、週単位から月単位まで見ることが可能に。

チャートでは日足・週足・月足を確認することができて、投資家のスタイルによっては見る部分が分かれます。

  • 日足は1日単位からの通貨の動きを表したローソク足です。
  • 週足は1週間単位からの通貨の動きを表しています。
  • 月足は1ヶ月単位からの通貨の動きを表しています。

価格の動きを確認したい期間を自分が短期間で勝負するか、長期的に見て勝負するかのスタイルに応じてチャートを使い分けて行きます。

まとめ

暗号資産を始めたばかりのときは本当にチャートを見るたびに何がどうなっているのかわかりませんでした。

今でも使いこなせているかといえば違いますが、最初の頃に上の項目くらい把握しておけばとりあえずチャートを見て戸惑いはしなかったと思います。

ここからさらに取引をこなそうと思えば色々知っていく必要もありますが、まずはあまり気負うことなく少額で少しずつ投資に取り組んでいけばいいと思いますね。

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