今年はNFTの知名度が国内で広がり、それに伴いNFTを売買できるNFTマーケットプレイスが新たに誕生していきました。
今年の8月には「Adam byGMO」というベータ版ですがNFTマーケットプレイスがリリースされました。
国内のNFTマーケットプレイスなので日本語で取引が可能で、支払い方法にクレジットカード払いや銀行振込も可能となっています。
今回はAdam byGMOについて解説します。
Adam byGMOとは
Adam byGMOとは、GMOインターネットグループが運営元のNFTマーケットプレイスです。
2021年8月31日からベータ版がリリースされ、正式版のリリース時期は現時点では未定となっています。
主に様々なYouTubeの動画、漫画・イラスト・アートなどのデジタルデータをNFTとして取り扱っています。
出品できる作品はYouTuberに漫画・イラストレーターなど一部のクリエイターのみの作品となっています。
現時点ではベータ版なので、一般の人による作品は取り扱っていません。
決算手段は暗号資産払いではイーサリアムが使用でき、日本円でクレジットカード・銀行振込での支払いにも対応しています。
他のNFTマーケットプレイス同様、購入したNFTはAdam byGMO内で出品/二次販売が可能です。
二次販売されたNFTの売上の一部は、ロイヤルティとしてクリエイターに還元される仕組みになっています。
Adam byGMOでは、NFT所有者限定にコンテンツが提供される仕組みを取られています。
限定コンテンツはNFTを保有していない人には作品は表示されず、NFTを購入した人だけが閲覧できます。
出品されているNFTはかなり高額な金額で取引されていますが、安い金額で購入できるNFTもあります。
購入方法は固定額で販売している作品と、オークションで入札して購入する作品があります。
数多くのNFT作品が取り扱われているので、公式サイトから閲覧して探してみるのも良いでしょう。
登録方法
公式サイトの「新規登録」を選択します。
メールアドレスを入力し、登録したメールアドレスに届いたメールからユーザー設定のページへ。
ユーザー名・パスワードを設定後、携帯電話番号の確認と国/地域を設定し「SNSを送信する」をクリックします。
届いたSNSに記載された認証番号を入力し「認証して完了」へ。
本人確認の生年月日を入力し「利用規約に同意して会員登録」をクリックし会員登録は完了です。
購入方法
公式サイトのトップページから
「開催中のオークション」
「新着のアイテム」
「販売開始予定のアイテム」
「注目のアイテム」
などが閲覧できます。
それ以外にもおすすめやアート、マンガなどアイテム・ジャンルを指定して調べることも可能です。
気になる作品をクリックしたら専用ページへ飛び、作品の詳細や決算手段を決められます。
作品は固定額を支払って購入する方法と、オークションによる入札で購入者を決める方法があります。
固定額での支払いは指定された金額を支払えば購入は可能です。
オークションは入札期間中に一番高い入札を行うと落札することができます。
支払いは暗号資産以外にも銀行振込やクレジットカードも対応
決算手段はイーサリアムでの支払い以外には、銀行振込やクレジットカードでの支払いにも対応しています。
銀行振込にかかる手数料は支払う側が負担し、手数料は利用する金融機関によって異なります。
注意として購入者名義の口座で支払う必要があり、購入者以外の名義で支払う場合支払いが確認ができない場合も。
利用できるクレジットカードは、VISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Clubです。
作品を購入する際、暗号資産支払いか銀行振込・クレジットカード払いを選べます。
ただし作品によっては、出品者側が決算手段を指定している場合もあります。
イーサリアムでの支払いをするためには、まずは暗号資産取引所でイーサリアムを購入する必要があります。
購入後はメタマスクというウォレットに購入したイーサリアムを移します。
その後公式サイトからメタマスクを接続し、イーサリアムでの支払いが可能になります。
イーサリアムで支払う場合、ガス代と呼ばれる手数料が必要となります。
まとめ
Adam byGMOは現在ベータ版のみで、正式リリースによりどんなNFTマーケットプレイスになるか気になりますね。
著名な人の作品が公式サイトで閲覧できますが、やはりかなりの高値でやり取りされています。
ですがイーサリアム以外でも決算ができるため、暗号資産の購入に二の足を踏む人でも購入は可能なので参入しやすくはないでしょうか。
