暗号資産(仮想通貨)を含めた投資を行っていくには、売買以外にもすることがあります。
情報収集に資産運用などやるべきことは多く、それらを総合的に判断して投資はしています。
暗号資産はそれぞれの取引所で通貨の値段が違うことがあり、比較していかなければいけません。
資産運用も今現在の相場状況に応じて売買の指針にしますが、すべてをこなすのは手間と時間がかかります。
そういった色々と時間がかかる内容をまとめて解決できる手段に「コイン相場」というアプリがあります。
情報収集や資産運用に役立つ1つの手段として取り入れています。
今回はアプリのコイン相場について解説します。
コイン相場とは
コイン相場とは、暗号資産の運用や取引に必要な機能を網羅したアプリです。
アプリ内で暗号資産関連のニュースで情報収集し、資産運用でポートフォリオを作成できたりします。
相場の変動がわかるチャート機能もあり、チャートは1日から1年間の動きや時間指定まで取引所などのチャートと同じように見ることができます。
複数の国内外の取引所ごとに通貨を登録することができます。
たとえばA取引所のビットコイン・B取引所のビットコインなど、取引所ごとに通貨の値段が違うのでこうした分け方ができる機能が搭載されています。
その他にもエアドロップQというクイズに正解すると無料でコインが貰えるイベントや、デモトレード機能で資金を使わずに取引の練習をすることも可能です。
様々な機能が搭載されていますが無料で使うことができるので、暗号資産の投資を考えているなら一度ダウンロードしてみても良いでしょう。
使用できる機能
・暗号資産関連ニュース
「ニュース」という項目があり、速報から暗号資産ニュースとコラムなどの情報が表示されます。
指定すれば特定の通貨を選別して、ニュースを取得することも可能です。
・ウォッチリスト
暗号資産は各取引所ごとに通貨の値段が違います。
ウォッチリストを活用されば各取引所の指定した通貨ごとに値段が閲覧でき、把握しやすくなります。
ここでは登録した取引所の通貨一覧や値動き、チャートを確認することも可能です。
・マーケット
暗号資産市場全体の価格変動や上昇ランキング、下落ランキングなどの一覧を見ることができます。
取引に重要な価格の変動や上昇・下落がすぐにわかるようになっています。
・ICO情報
コイン相場ではICOの情報収集も可能です。
ICOはイニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin Offering)の略称で、日本語訳で新規通貨公開を意味します。
ICOは暗号資産を発行するための資金調達をしたい企業や開発者たちが、通貨やトークンを発行・販売し資金を調達します。
ICOをする人は資金調達や認知してもらえることができて、購入する人は発行された通貨やトークンが後々取引所に上場して価値が高まれば売却し利益にすることができます。
このICO情報は検索して探すこともできますし、「公開前・進行中・成立」など期間を絞って検索することもできます。
・エアドロップQ
エアドロップは無料で通貨やトークンを配布し、配布する暗号資産の流動性を上げて知名度も広めてもらう目的があります。
配布する側は知名度アップを、もらう側は無料で通貨やトークンがもらえるので互いにメリットがあります。
エアドロップQは複数(5問)の問題に答えることができればエアドロップとしてもらえます。
問題に答える必要があるためその暗号資産の知識を必要であり、通貨への知識や興味がわくような仕組みになっています。
・デモトレード
デモトレードは資金を使わずに取引の練習をすることができます。
実際に資金は使わずに取引の練習ができるので、暗号資産の取引がどんな感じが体験してみましょう。
ポートフォリオと注意事項
コイン相場では各暗号資産取引と連携させることにより、ポートフォリオ機能で保有している通貨を管理することができます。
ポートフォリオについてはこちらから
各取引所と連携ができたら、コイン相場のアプリから直接暗号資産の売買ができるようになります。
注意点として各取引所との連携に「API Key」と「シークレットキー」が必要となり、最初は登録に難しさを感じるかもしれません。
API Keyは外部に漏れると勝手に売買されたり、不正に送金されたりなどのリスクがあります。
そのためAPI Keyもシークレットキー共に誰にも知られてはいけません。
コイン相場の「ポートフォリオ」項目から「全資産」→右端にある「+」→取引所と連携というページへ飛びます。
その後は取引所を連携するというボタンをタップし、「認証する」というボタンがあるページに行ったら「ガイダンスを見る」を先にタップしてください。
取引所ごとのAPI Key取得方法は各取引所によって違いがあり、「ガイダンスを見る」から各取引所の取得方法を確認できます。
あとは取引所ごとにAPI Keyとシークレットキーを取得し、認証するというボタンがあるページに入力項目があるので入力してください。
API Key発行の際に「送金」という項目にチェックすると、万が一API Keyが第三者に知られた場合資産が外部に流出する恐れがあります。
そのため「送金」にはチェックしないよう注意してください。
ポートフォリオで資産を管理できて便利になる面もありますが、使用するスマホにウィルスが入ったりすればAPI Keyが盗まれたりするリスクは残念ながらあります。
もし不安を感じたりするならば、API Key入力は控えるのも良いかもしれません。
ポートフォリオ以外にも暗号資産関連ニュースやウォッチリストなど、コイン相場には便利な機能は揃っています。
まとめ
コイン相場は、資産運用と情報収集に役立つ1つの方法として役立つでしょう。
情報収集は他のサイトも活用した方がさらに情報は増えて、その中で最終的には自分の判断で投資は行わないといけません。
API Keyを取得すればポートフォリオやコイン相場から取引できるなど利便性が増しますが、API Keyを流出しないよう注意する必要があります。
すこしでも不安を感じるなら、最初は情報収集やマーケット目的に使用しても充分に投資に役立つアプリだと思います。
上記以外にも税金計算をしてくる機能などもあるため、もし興味が出たらアプリをダウンロードしてみましょう。