暗号資産(仮想通貨)の短期保有の方法とは?

暗号資産
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暗号資産(仮想通貨)の取引には様々な手法がありますが、今まで主に長期保有の投資方法について解説してきました。

中期・長期的な考えで投資をすることで損失をできる限り少なくし、大きな利益は狙わずにコツコツ資金を増やしていく投資は暗号資産を始めたばかりの頃は特に合ったやり方でした。

ですが投資には「短期保有」という短期間で取引を行い、その日のうちに利益を得ていく手法もあります。

チャートを常にチェックしたり相場の分析などが大変なイメージがありますが、上昇トレンドと下落トレンドをうまく読んで取引をすれば利益が得られる可能性はあるでしょう。

今回は短期保有について解説します。

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短期保有とは

短期保有は、早ければ数時間から1日単位で暗号資産の取引を行っていく投資方法です。

テクニカル分析を利用し上昇トレンドと下落トレンドを読み、うまく売買を繰り返して利益を増やしていきます。

その日のうちに結果が出すことができ、やり方次第ではすぐに利益を得られる可能性があるでしょう。

ですが相場の分析からチャートを常にチェックする必要があります。

今まで解説してきた中期・長期保有が初心者にお勧めできる投資方法でしたが、短期保有は上級者向けの投資だと考えています。

瞬時に判断を下すのが得意な人なら短期保有の方が合っているかもしれませんが、短期保有は失敗が続けば大きな損失になる可能性があります。

チャートを常にチェックしたり、時間に追われるなど体力やメンタルにも影響が出る場合も。

中期・長期投資など他の方法より難しく感じることがあるので、短期保有で投資するなら上記のことを注意して行いましょう。

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スキャルピング

スキャルピングは数秒・数分というかなり短い期間で取引をする投資方法です。

数秒ごと、数分単位で売買を完了させて利益を狙っていきます。

チャートのチェックも含めて、かなり瞬時の判断が必要とされます。

相場の状況にもよりますが、上昇トレンド中にうまくいけば利益が上げれるでしょう。

数秒・数分間の短い期間の取引を行うので、レバレッジ取引をしても日を跨ぐことはないのでレバレッジ手数料などの心配はありません。

テクニカル分析で上昇・下落を一瞬で判断し、売買を繰り返して利益を狙います。

ですが短い期間の取引中はかなりチャートのチェックなどが必要となり、体力とメンタルも消費する場合があります。

暗号資産は急激な価格の変動があるため、短い期間でも一気に価格が下落し損失する可能性があります。

頻繁に短期間で取引を行うのでスプレッドなどの手数料を払う回数が多くなるため、手数料の支払いには注意しましょう。

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デイトレード

1日のうちに取引から決済まで終了させる投資方法です。

暗号資産は価格の変動が激しく、1日のうちで大きく上昇したり下落が起きる可能性があります。

その上昇と下落をうまく読み、タイミングよく取引を繰り返せば利益を上げられるでしょう。

スキャルピングと比べれば、もうすこしチャートを分析する時間ができます。

売買の回数も少なくなるため、スプレッドなど手数料のコストが低くなります。

ですが相場の状況次第でその日が失敗続きで損失を出してしまうと、次の日に損失に続いて心理的にもストレスを持ち越すことになるでしょう。

レバレッジ取引をする場合は、次の日に持ち越すとレバレッジ手数料を支払う必要になります。

デイトレードはスキャルピングと同様にテクニカル分析を行使します。

上昇トレンドと下落トレンドを読み、1日の中で取引を繰り返して売買していきます。

最初は大き過ぎる利益を狙うと損失を次の日に持ち越す可能性があるので、今現在よりすこし上の利益を狙うと良いでしょう。

メリット

短期保有は短期間でも利益を狙える可能性があります。

暗号資産は相場の変動が激しく、1日のうちでも価格が上下に動くことがあります。

うまく上昇トレンド中に売買をすれば利益を得られやすく、長期保有ではそういった期間でも取引はしないため利益を得る機会は短期保有の方があるでしょう。

デメリット

短期間で取引を繰り返すため、手数料を支払う回数が多いです。

売買のたびに手数料やスプレッドを支払うのは、利益を少なくしてしまいます。

1日中チャートのチェックをするか、あるいは気になり過ぎてしまう可能性もあります。

暗号資産は変動が激しいため、僅かな期間でも思ってもいないほど嫌な流れになってしまうかもしれません。

まとめ

投資を始めたばかりの人はできれば中期・長期保有の投資方法をお勧めします。

短期保有はたとえば僅かな資金で取引できるアルトコインで試すなど、本命ではなくお試し感覚で取引してみてはどうでしょうか。

利益を得られる可能性はありますが、短期間での取引には負けが続くと損失が大きくなってしまう可能性を秘めているので注意しましょう。

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