暗号資産(仮想通貨)のホワイトリストとは?

暗号資産
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暗号資産(仮想通貨)は、ビットコインにアルトコインを合わせれば数千種類もあります。

毎年次々と新しいアルトコインが誕生し、まったく価格が上昇しないものからどこかで知名度があがり価格も上昇した通貨まであります。

アルトコインは今現在価格が低いものがいずれ上昇すると期待し、資金をすこしずつ注ぎ込む人もいるでしょう。

ですが数千種類もあるアルトコインの中には、いわゆる詐欺コインのようなものも混じっているかもしれません。

投資するなら、できれば信頼性があるものに投資したいですよね?

信頼性のある暗号資産を選ぶ場合、『ホワイトリスト』に入っている暗号資産なら安心して投資ができるはずです。

今回はホワイトリストについて解説します。

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ホワイトリストとは

ホワイトリストは、金融庁の許可を受けた暗号資産取引所が取り扱う暗号資産の一覧表を示します。

要注意や要警戒の意味があるブラックリストの反対で、注意も警戒もする必要がほとんどない意味でホワイトリストと呼ばれています。

金融庁の認可を得て登録された取引所がリスト入りした暗号資産は、まだリスト入りしていない暗号資産に比べれば信頼性があり安全でしょう。

もちろんあくまで金融庁が審査した結果認可されただけで、けして国や金融庁がなにか問題があれば保証するとかではないのでご注意ください。

あくまで厳しい審査を通過し、取引所で取り扱っても問題はない通貨として認められたものと思っていきましょう。

2017年に改正された資金決算法によって暗号資産を取り扱う取引所は、金融庁への登録が義務化されることになりました。

いくつもある審査の条件を通過し金融庁の基準をクリアした取引所が厳選しているので、取引において安心して投資を行えるでしょう。

てすがあくまで投資をするのは投資家であり、生活に支障がきたす資金を注ぎ込んだり、貯金を全額使うなどの無理な投資はすべて自分に跳ね返ってきます。

あくまで余剰資金で、無理のない投資をすることをお勧めします。

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金融庁への登録が済んだ取引所

金融庁に登録された取引所の一覧が掲載されています。

出典 : 暗号資産交換業者登録一覧

よく広告やネットで見かける取引所から、まだ知らなかった会社まで豊富にあります。

知名度のある通貨からとある取引所でしか取り扱っていない通貨まで、それぞれの取引所では取り扱われている暗号資産は違っています。

以前記事にしましたが取引所への登録は

・自分が投資したい通貨があるか
・どれくらい通貨が取り扱われているか
・取引所・販売所が両方あるか
・レバレッジ取引の有無
・スプレッドや他の手数料の安さ

などを基準に自分にあった取引所を選び、なおかつ複数の取引所に口座を開設していると選択の幅が広がります。

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ホワイトリスト入りしている暗号資産

ここに掲載した以外にもまだあり、今後もホワイトリスト入りする暗号資産が増えていくかもしれません。

知名度が高いのはもちろん、ホワイトリスト入りしましたがまだ価格が安い通貨もあるので、ぜひ興味を持てたなら一度調べてみるのをお勧めします。

BTC  ビットコイン
BCH ビットコインキャッシュ
ETH イーサリアム
ETCイーサリアムクラシック
XRP リップル
QASH キャッシュ
LTC ライトコイン
MONA モナコイン
LSK リスク
BAT ベーシックアテンショントークン
XEM ネム
XLM ステラルーメン
XTZ テゾス
DOT ポルカドット
QTUM クアンタム
OMG オーエムジー
LINK チェーンリンク
ENJエンジンコイン
ATOM コスモス
HT フォビトークン
ONT オントロジー
TRX トロン
ADA エイダ/カルダノ
FCT ファクトム
IOST アイオーエスティー
PLT パレットトークン
RYO コバン
OKB オーケービー
L-BTC リキッドビットコイン
FSCC フィスココイン
NCXC ネクスコイン
CICC カイカコイン
XCP カウンターパーティー
ZAIF ザイフ
ZEN ゼン
CMS コムサ
XYM シンボル

ホワイトリスト入りする影響とは

ホワイトリスト入りした暗号資産は、金融庁の許可を得て登録された取引所が取引しても平気な通貨だと認識されます。

まだ登録されていない通貨は信用していいか迷いますが、登録された通貨は問題ないと判断し投資家が注目し始めるでしょう。

ホワイトリスト入りした通貨は注目を集めたあと価格が上昇したこともあり、今後ホワイトリスト入りの情報を入手したら注目してみるのもいいかもしれません。

一方ホワイトリスト入りをまだしていない通貨は、信頼性という意味では劣ります。

まだ登録されていないだけで暗号資産として価値がないわけではありませんが、どこか『まだホワイトリスト入りできていない通貨』として投資に二の足を踏んでもおかしくはありません。

ただ今後新しくホワイトリスト入りする暗号資産が続くかもしれませんし、今ホワイトリスト入りしている通貨が未来永劫にリストから外れないかといえば疑問です。

今後とも暗号資産関連の情報について、投資をしている間は常に目を光らせておくといいでしょう。

まとめ

ホワイトリスト入りしている通貨は数多くあり、これからも増えていく可能性もあります。

その中から価値が上昇するアルトコインを探し出すのもいいですし、あくまでビットコインをすこしずつ購入していくのも悪くありません。

ただあくまで投資を始めたばかりなら、余剰資金で無理なくスタートしてすこしずつ経験していってください。

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