暗号資産(仮想通貨)の取引をしていると、相場の変動を見かける機会があると思われます。
さっきまで上昇していたはずの価格が、すこし経つといきなり下落していたりなど。
ある程度の読みやトレンドラインを意識して相場の流れを予測しますが、上昇するのか下落するか読みにくいタイミングがありませんか?
レバレッジ取引をしている人なら、リスクがあるため取引しづらいでしょう。
そんなときには「OCO注文」という方法があります。
OCO注文は価格が上昇した場合と下がった場合に備えて、2つの注文を同時に出せます。
そして一方が約定したら、片方は自動的に解消されます。
大きな利益を得ることより、損失などリスクを回避できる手段として重要視しています。
今回はOCO注文について解説します。
OCO注文とは
OCO注文は2つの注文を出してどちらか一方が約定した場合、もう一方の注文は解消されるという注文方法です。
One Cancels the Other(一方が片方をキャンセル)の略称です。
簡単にいえば予めに異なる2種類(指値・逆指値)の注文を出す注文方法です。
指値注文と逆指値注文を同時に指定し、片方が約定したらもう片方は自動的に解消されます。
IFD注文では指値注文と逆指値注文は、片方のやり方しか指定できませんでした。
OCO注文でいえば、利益確定(指値)と損切り(逆指値)を両方指定することができます。
たとえば1コインが100万円で取引されている通貨があったとします。
1コインが110万円まで上昇したら売却(指値)を指定しつつ、90万円まで下落したら売却(逆指値)という損切りが可能です。
IFD注文と同じくずっとチャートを見続ける必用が少なくなります。
メリット
・損失を回避しつつ利益を確実に狙える
利益を堅実に出すことや、損失を回避できることができます。
チャートを常に見ていられない人でも利益確定か損切りの片方を狙えて、どちらか一方が約定すれば自動的に片方が解消されます。
利益確定を決めているため相場の変動で価格が上昇しているときは大きな利益は得られませんが、堅実に利益を得ながら損失を回避できます。
デメリット
・相場の変動には対応しづらい
相場の急激な変動により、利益確定と損切りがうまくいかないパターンがあります。
利益確定を先に決めているため、相場の変動で価格が上昇してもすでに売却してしまったあとの可能性があるでしょう。
損切りの場合でも指定したそのあとに価格が上昇してしまい、手元に残していれば得られたはずの利益を失う場合があります。
利益確定と損切りは両方できるなどOCO注文は便利な手法です。
ですが価格次第でそこまで上昇&下落しなかったら、売買ができなかったり損をしてしまう可能性があることを覚えておきましょう。
まとめ
IFD注文も便利なやり方ですが、OCO注文は利益確定と損切りが両方できます。
チャートを常に見ていられない人には良いやり方ですが、暗号資産は相場の変動が激しい投資です。
相場の急な下落には損切りをしているので回避できますが、急な上昇には利益確定のため対応は難しいかもしれません。
ですがレバレッジやFXなどは特にリスクがある取引のため、OCO注文は大きな利益は難しいですが損失などのリスクは回避できます。