暗号資産(仮想通貨)のIFD注文とは?

暗号資産
スポンサーリンク

暗号資産(仮想通貨)の取引では、売買はいくらで購入していくらで売却するかとある程度決めておくようにしています。

その際にシナリオがあると、相場の変動が起きても迷いが少ないはずです。

ただシナリオを考えても暗号資産の相場は変動が激しく、チャートを常にチェックする必用もあります。

特にレバレッジ取引やFXという現物取引よりもリスクが高い取引は、なおさらチャートの動きには敏感になるでしょう。

ですが常にチャートを見ていられる人ばかりではなく、難しい人だっています。

レバレッジ取引やFXで取引しているけどチャートを常に見れない人には、「IFD注文」という方法があります。

IFD注文は新規(購入)と決算(売却)の注文をセットで指定し、あとは自動的に売買ができる方法です。

今回はIFD注文について解説します。

スポンサーリンク

IFD注文とは

IFD注文は、新規注文と決算注文が同時に出せる方法です。

IFDは「If Done」の略称です。

レバレッジ取引やFXなどにおいて最初の注文(買い注文)が約定した場合、2つ目に指定した注文(売り注文)が自動的に行われることを意味します。

チャートを常に追えない人など忙しい人に合ったやり方で、予めシナリオを作ったあとは自動的に取引が行われます。

たとえばある通貨100万円前後の相場だった場合、98万以下になったら購入し102万円まで上昇したら売却とIFD注文で指定します。

98万円まで相場が下がる/98万円で売りたい人が出てきたら、新規注文が約定します。

それと同時に102万円まで相場が上昇し利食いが確定したら、売却するように自動的になります。

上記の下落したら購入して、上昇したら売却ということを指値注文といいます。

あるいは98万円で購入し、95万円まで下落したら損切りを行うなども指定することができます。

こちらは逆指値注文で購入時より価格は低くなりますが、被害が大きくならないうちに損切りをすることができます。

IFD注文はこの通り買い注文と売り注文を出し、指定した金額になった時点で自動的に売買が行われます。

スポンサーリンク

メリット

・自動的に売買するためチャートを見続ける必用がなくなる

まったくチャートを見なくていいわけではないですが、1日中チャートをチェックし続ける必用はなくなります。

新規注文と決算注文を両方決めたあとは取引が完了するのを待つのみなので、ある程度自動的に取引を行えます。

スポンサーリンク

デメリット

・決算注文を複数は出せない

決算を利食いを狙い指値注文にした場合、相場が予想と反した動きをしてしまったら損切りは手動でするしかありません。

逆指値の場合は、相場が自分の予想と外れて上昇したら利益の確定は自分でする必用があります。

チャートを常に見続けなくてもよくなりますが、相場が予想と外れた動きをしている場合のためにある程度のチェックはする必用があります。

まとめ

IFD注文は新規注文と決算注文を両方することにより、指定した金額になった時点で取引が行われます。

チャートを常に見ている時間がない人にはお勧めの方法かもしれません。

ですが決算は指値か逆指値のどちらかを指定しなければなりません。

相場が予想と違う動きをしたときは、自分で決算をしなくてはならない場合があります。

レバレッジ取引やFXにはリスクがあることを含めて余剰資金での投資や、常にではなくてもいいのでチャートのチェックを行うようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました