海外の語学学校で体験したグループ&個人授業について

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海外へ留学する際、現地の語学学校ではどんな形で授業が行われるか気にしませんか?

実際に海外へ留学して通った語学学校では、日本のように何十人も同じ教室で授業を受けることはありませんでした。

多くても10人、少ないと1~3人で授業は行われていました。

教師が黒板を使うことはありますが、どちらかといえば会話重視のディスカッションをメインに進めていた気がします。

教科書を使うところは同じですが、同じクラスに日本人だらけではなかったので遅れないためにも予習と復習が必須でした。

それぞれの国や語学学校によって、特色は違ってくるかもしれません。

ですが大体はグループ(10人前後)、または個別(1~5)の授業スタイルが多かった印象があります。

グループ授業も個人授業も経験してきたので、そのときの体験を紹介します。

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グループ授業

一番多かったのは、10人前後の人数で行われるグループ授業でした。

複数人で留学してきたとしても全員同じクラスになることはあまりなくて、最低でも半分に分けられたことがあります。

日本語を話せる人が多いと頼ってしまう場合があるので、同じ国の人を一纏めにはしない傾向の学校が多かった気がします。

自分の中では語学を学ぶために留学したので、教室に同じ国の人が多くない方が良いと思っていました。

ですが個人で留学した際、同じクラスに日本人の人がいてどうしてもわからないところは助け合うことがありました。

頼る人がいなければ語学を学ぶスピードは上がるかもしれませんが、頼り過ぎないのであれば同じ国の人がいるのは助け合えるので良いかもしれません。

授業は月曜から金曜まで行われますが、一日中授業をするかといえばそうではなく午前か午後のどちらかに集中して行なっていました。

合間にすこし休憩する時間はありますが、残りはすべて授業時間でひたすら集中して取り組むことに。

授業はスタート時、あるいは途中で説明を挟むときに黒板などを使って説明のため書いたりします。

それ以外は基本的に会話中心で、教科書を読んだり説明を求められたりなど。

学んでいる言語で近くの生徒とディスカッションをしたり、学んだことをすこし変化させた文章を教師が伝えるなど変化に含んだ授業が多かったです。

黒板に書かれた内容を書き続けることは少なく、とにかく教科書の内容や教師の話を言ったり答えたりします。

そのため教科書の予習&復習が必須となり、周りができてる中で自分が答えられなかったりすると『予習や復習ができてないな』と落ち込んだりしましたね。

選択した授業のコースによっては午前も午後も授業がある場合もあるかもしれませんが、基本的にはどちらかにかなり集中して行っていた印象があります。

元々喋れるレベルでもない限りは授業スピードが早く感じられ、午前の授業終了後の午後から夜まで遊び呆けていると次の日の授業が憂鬱に…。

教科書はかなりのスピードで進んでいくため、午後か夜にしっかり予習&復習しないと次の日が来ることを不安に思ったことが何度かあります。

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個別授業

あまり多いケースではないかもしれませんが、授業を受ける人のレベルやその時期に授業を受ける人数によって少人数の個別授業もありました。

一度数日間は1対1のマンツーマンで授業をしてもらったことがあります。

何時間も付きっきりほぼ休みなくハイスピードで授業が行われ、予習&復習ができていないとすこし怒られるなどかなりハードだった気がします。

ですがこのときが一番話すことや、読むことができるようになった時期でもありました。

個別授業の場合もやはり午前か午後に集中して行うのは一緒ですが、生徒の少なさは一人一人に対して教師の接する時間も増えてより学べる印象があります。

本人が真剣に予習も復習も行えばかなりの確率で学べるでしょうし、そこはグループ授業よりも教師と接することができるので確かかと思います。

ですが途中二人生徒が増えてからは生徒同士によるディスカッションの時間も増え、他の生徒と会話をする機会が増えます。

教師と接する時間は減りましたが、慣れない言葉を喋る同士が教科書を使いながらですが意見を交わしていくことはまた違った学びがありました。

同じ教師とずっと接するのはすこしずつ慣れも出てきますし、議論ができる他の生徒も語学を学ぶ上では貴重な存在だと思います。

グループや個別の授業を選択できるかどうかは事前に聞けばわかるかもしれませんが、どちらにもメリットやデメリットはあるでしょう。

個別授業の場合はより学ぶスピードは本人が真剣なら上がるでしょうが、教師との相性は受けてみないとわからないです。

そして他の生徒と授業中に議論できるのもグループ授業ならではの特徴です。

教師が付きっきりで授業してくれるのは個別授業ならではですし、質問や相談できる時間も圧倒的に個別授業の方が多いでしょう。

海外の語学学校へ行く際には、その学校がどれくらいの人数で授業を行っているのか事前に聞いてみるのも良いかもしれません。

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まとめ

グループ授業や個別授業はどちらも良い面が多く、悪い面は他で補うことはできます。

グループ授業で質問があまりできないのなら授業終了後に聞くか、同じレベルの生徒と話し合うなどすれば良いでしょう。

個別授業で同じ相手との会話ばかりでは不安に感じるなら、他のクラスの教師や生徒と話してみるのも良いかもしれません。

とにかく語学を理解できるようになる近道はより多く話すことで、それに加えて授業の予習&復習をしっかり行えば短期間でも成長することはできるでしょう。

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